テクニカルライティング教室

テクニカルライティングの講習・テンプレート作成

企業様、その他各団体様向けに、テクニカルライティング講座を開催したり、
報告書の作成・保管システムの構築などのコンサルタントも行っております。

ご要望に応じて企画し、ご指定の場所まで出張して開催いたします。
お気軽に、ご相談ください。

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テクニカルライティング講座について



1.講座の目的

本講座は科学技術文(理系文)作成法の基礎を学びます.
すなわち,論理的でわかりやすい科学技術文(技術報告書や研究レポートなど)を書くスキルを習得します.


2.講座の概要


日本語の特徴と科学技術文の構造を学びます.

科学技術文を作成するための重要なツールである理系文法を理解し,科学的考え方と科学技術文の書き方を習得します.

基本7文型,典型的表現と文間文法を学び,論理的でわかりやすい文の書き方を習得します.

パラグラフの構造と重要性を学び,論理的で説得的なパラグラフを書くスキルを習得します.

データをエビデンスに基づいて考察する方法を学び,「考察文」や研究レポートの「結果と考察」を書くスキルを習得します.

講座のコースは,エッセンスコース(2時間),標準コース(6時間)とアドバンストコース(8~12時間)を用意しています.いずれも講座内で文章作成の演習を行います.その他,ご要望に応じて内容と時間を承ります.

エッセンスコースは,次の3コースを用意しています.
テクニカルライティング概論
論理的で説得的なパラグラフの書き方
データとエビデンスに基づく考察文の書き方

エッセンスコースは,Zoomなどオンライン会議アプリを用いて,オンライン講座とすることも可能です.


3.カリキュラムと講座時間

1)エッセンスコース

いずれも演習を含み,講座時間は2時間です.
テクニカルライティング概論
論理的で説得的なパラグラフの書き方
データとエビデンスに基づく考察文の書き方

①テクニカルライティング概論

(i)テクニカルライティングとは
テクニカルライティングとは何かを説明し,それを学ぶ意義を講義します.

(ii)日本語と科学技術文(理系文)の特徴
日本語の特徴は科学技術文のそれと少し異なります.両者の特徴と違いを講義します.

(iii)理系文法は科学技術文の法則
理系文法は,科学技術文の文構造と表現法に関する法則です.それについて説明します.演習で理解を深めます.

(iv)説得力のある文章を書く
データとエビデンスを用いて,論理的に書くことことにより,説得力が生まれます.その方法を講義します.

(v)わかりやすい文の書き方
科学技術文はわかりやすく書くべきです.その方法は4つあります.それらについて講義します.演習して書く力を磨きます.


②論理的で説得的なパラグラフの書き方

(i)科学技術文(理系文)の特徴と構成
科学技術文は日常の日本語文と異なる特徴と構成を持ちます.これらについて講義します.

(ii)パラグラフの構造と構造解析
パラグラフは科学技術文の重要な要素です.パラグラフの構造と論理構成を講義します.

(iii)パラグラフの書き方
パラグラフの書き方を講義し,演習で理解を深めます.

(iv)草稿の推敲
草稿の推敲方法を講義し,演習して文章のブラッシュアップ法を習得します.


③データとエビデンスに基づく考察文の書き方

(i)データとエビデンスに基づく考察
データとエビデンスに基づく考察のプロセスを講義します.

(ii)考察文を書く
考察文の構成と書き方を講義します.

(iii)悪い例
考察文に慣れていない人の文例を示します.

(iv)日本人の認識と記述
慣れていない人が考察文をうまく書けないのは,日本人の認識方法と文章の記述方法に関連しています.それを説明します.

(v)考察文をうまく書く方法
考察文をうまく書く方法を講義します.演習して書く方法を習得します.


2)標準コースアドバンストコース

両コースとも講座の項目は同じです.コースにより講座時間が変わります.

(i)テクニカルライティングとは
標準コース 0.3時間
アドバンストコース 0.3~0.5時間

・テクニカルライティングとは何かを講義します.

(ii)理系文(科学技術文)の構造
標準コース 0.7時間
アドバンストコース 1.2~1.5時間

・理系文(科学技術文)の構造と特徴を講義します.

・科学技術文を読解し書くための重要なツールである理系文法を講義します.

・演習を行います.

(iii)パラグラフの構造
標準コース 1.5時間
アドバンストコース 2.5~3時間

・科学技術文の重要な構成要素であるパラグラフの構造と特徴を講義します.

・パラグラフ解析を行い,パラグラフの構造と特徴を習得します.

・演習を行います.

(iv)文章を書く
標準コース 1.5時間
アドバンストコース 1.5~3.5時間

・文章を書く手順を講義します.

・論理的で説得力のある文章の書き方を講義します.

・パラグラフ作成演習を行います.

(v)科学技術文書を書く
標準コース 2時間
アドバンストコース 2.5~3.5時間

AまたはBを用意しています.どちらかを選択願います.

A:「考察文」を書く
・データとエビデンスに基づく「考察文」を書くスキルを,講義と演習で習得します.

・データとエビデンスに基づく考察の論理構造と考察の方法を講義します.

・「考察文」作成の演習を行います.

B:「結果と考察」を書く
・研究レポートの「結果と考察」を書くスキルを,講義と演習で習得します.

・「結果と考察」の論理構造と特徴を講義します.

・「結果と考察」作成の演習を行います.



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1.講座の目的

・本講座は説得的で論理的な科学技術文(理系文)の作成法を学びます.

・データとエビデンスに基づき,論理的に思考するプロセスを習得します.

・データとエビデンスを用いて,説得的で論理的な科学技術文(理系文)を作成するスキルを習得します.


2.説得的で論理的な科学技術文とは

説得的で論理的な科学技術文とは,科学技術に関することがらを,(i)データとエビデンスに基づき(ii)科学的思考法で論理的に考察し(iii)それを科学技術文の体裁で記述した文章です.

3.講座の概要

上述の文章を書くためには,
(i)科学的思考法を習得し
(ii)論理的に思考するための論理ツールを習得し
(iii)科学技術文の体裁を
学びます.

本講座は以下の内容で上記スキルを習得します.


科学的思考法を,日常の思考法と対比させて学びます.

科学技術文の論理構造を,日常文と対比させて学びます.

論理的に思考するための思考ツールを習得します.

科学技術文の体裁を学びます.

講座のコースは,エッセンスコース(2時間),標準コース(6時間)とアドバンストコース(8~12時間)を用意しています.いずれも講座内で演習を行います.その他,ご要望に応じて内容と時間を承ります.

エッセンスコースは,Zoomなどオンライン会議アプリを用いて,オンライン講座とすることも可能です.


4.カリキュラムと講座時間

1)エッセンスコース

(i)科学技術文の論理構造と日常文
・科学技術文と日常文を対比させて講義します.

・科学技術文の論理構成について講義します.これにはデータとエビデンスを用いた論理の組み立てが含まれます.

(ii)論理的に思考するための思考ツール
・論理ツール①(基本論理語)について講義し演習します.

・論理ツール②について講義し演習します.


2)標準コース(6時間)とアドバンストコース(8~12時間)

各コースとも講座の項目は同じです.演習を含みます.コースにより講座時間が変わります.

(i)科学的思考法と日常の思考法
標準コース 0.5時間
アドバンストコース 0.5時間

・科学的・思考法と日本人の思考法を対比させて講義します.

これにはデータとエビデンスに基づく思考が含まれます.

(ii)科学技術文の論理構造と日常文
標準コース 0.5時間
アドバンストコース 0.5時間

・科学技術文と日常文を対比させて講義します.

・科学技術文の論理構成について講義します.

これにはデータとエビデンスを用いた考察における論理の組み立てが含まれます.

(iii)論理的に思考するための思考ツール
標準コース 2時間
アドバンストコース 3~5時間

・論理ツール①(基本論理語)について講義します.

・論理ツール②について講義します.

・論理ツール①と②を用いて論理を組み立て,それに基づき文章を作成します.

・論理的思考力をアップする方法を講義します.

(iv)科学技術文の体裁
標準コース 0.5時間
アドバンストコース 1時間
 
・科学技術文の種類と体裁について講義します.
(v)科学技術文の作成スキル
標準コース 2.5時間
アドバンストコース 3~5時間

・論理文と非論理文の違いを講義します.

・データとエビデンスの使い方を講義しそれに基づき文章を作成します.

・データとエビデンスを用いて説得的で論理的な科学技術文を作成します.



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なぜでしょうか?


技術者の書く技術文は,
論理的でわかりやすくなければなりません.


論理的でわかりやすい技術文は,
科学的な考え方(科学の論理)で構成され,
論理的でわかりやすい日本語で書かれ,
技術文としての体裁が整っています.


このような技術文を書くには,
科学の論理と論理的な思考法を身に付け,
わかりやすい日本語文の書き方をマスターし,
技術文の体裁を熟知すればよいのです.


それはテクニカルライティングの方法そのものです.


だから,テクニカルライティングを学べば,
論理的でわかりやすい技術文が書けるようになります.


それに加えて,論理的思考力も身に付きます.






テクニカルライティングを学ぶコツは,よいテキストを使い,

よい先生について教えてもらい,

自分に合った練習問題を解くことです.

このテクニカルライティング講座を是非ご利用ください.


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著書紹介
『理系のための文章術入門』

科学技術文の書き方を,易しく解説した入門書です.
本書の特徴は以下のとおりです.

①重要な部分をカラーにして強調したり,ポイントを枠で囲むなどして,ビジュアルな誌面とし,内容をつかみやすいようにしています.

②日本語の構成と特徴を述べ,次いで理系文の構成と特徴を,日本語文のそれと比較しながら述べ,両者の違いがわかるように配慮してあります.

③科学技術文の構成と特徴を「理系文法」として体系化したので,科学技術文の書き方を体系的に困難なく習得することができます.

④科学技術者が書くさまざまなスタイルの文章(レポート・卒論・企業報告書など)を示し,書き方を具体的に解説しました.

いろいろなスタイルの文章に慣れ,それらを書くスキルを身につけることができます.
本書で学ぶことにより,科学技術文書作成の達人になれます.
著書紹介『理系のための文章術入門』